Nゲージ車両の先頭にカメラをつけ運転気分に浸るには
Nゲージ車両も進化を遂げており、最近ではカメラカーと呼ばれるものが発売されています。カメラカーとは、カメラがついた車両のことを意味しています。
カメラカーを編成の先頭にすることで、まるで運転士の気分を味わうことができるのが特徴になります。しかし、漠然とカメラをつけただけではあまりリアルな雰囲気を味わうことができないでしょう。なぜなら、本物の車両とは異なりリアルさを損なうものがそこに撮影されるからです。
レールの上を走行している分に関してはリアルさは伝わってきますが、部屋の壁紙やタンスなどがカメラを通じて見えてしまうと白けてしまいます。これらを改善することで、より本物に近い臨場感あふれる映像を撮影することが可能になるでしょう。
臨場感あふれる映像を撮影するためには、カメラに映っている部分をすべて作り込むことが必要です。まず、部屋の壁紙やタンスがカメラを通じて見えないようにするためには、背景のつくり込みが重要です。背景といっても、山の絵などを描くのではなく、写真などをレイアウトの外側に貼り付けておくことで雰囲気を大きく変えることが出来るでしょう。写真といっても、縦幅が1m以上で横幅が3m以上あるものを使用することにより、視界が随分とリアルになります。実はこれだけで、かなり高い確率で本物と見間違えるようになります。
次に必要になるのは、より車両に近い風景です。駅のホームをはじめとして、それ以外のストラクチャーなども充実させておくことが、リアルな動画を撮影するために必要でしょう。
田舎の景色を再現したい場合には、山や川などの作り込みが必要です。特に、山が見えるだけで雰囲気が出てきます。後は、カーブレールを工夫することが大事です。
カーブレールは、あまり急カーブになると臨場感にかけるため、可能な限り緩やかなカーブのレールを利用すると良いです。